DOJOサポーター中四国支部、コチャコです。
広島公論イベントまであと8ヶ月と少しとなりました。
参加された方々にはぜひ、公論イベントを楽しんで頂くと共に
広島の名産物も味わっていただきたいなと色々考えています。
さて広島県の名産といえば「牡蠣」があります。
全国でも生産量一位。地元も沿岸部に位置しているため、
牡蠣を生産している水産事業社、通称「牡蠣屋さん」が何社かあります。
先日、実家で法事があり、地元の仕出し屋さんでお弁当を注文したのですが、
別に牡蠣フライ盛り合わせもありました。
久々の牡蠣フライ、とても美味しくあっという間になくなってしまいました。
しかし、私は高校生くらいまで牡蠣がとても苦手でした。
上の画像の←の部位の香りがどうにも受け付けられず、子ども時代は冬にしばしば牡蠣料理が
食卓に出されるのに閉口していました。
ところが高校生の時、地元の牡蠣祭りが開催され、牡蠣の買い出しを
頼まれて並んでいた時、牡蠣フライの試食を食べ、その時急に
「牡蠣フライ、美味しい!」
と味覚が変化し、以後色んな牡蠣料理が食べられるようになりました。
ちなみに夫は牡蠣フライが好物でありながら、フライ以外の牡蠣料理はあまり好きではありません。
やはり上記の部分の香りが苦手のようです。好きな人には一番美味しいと感じるところですが。
あと、牡蠣といえば祖母が牡蠣打ちの仕事をしていたのを思い出します。
私が4歳ぐらいの頃、母の実家に帰省した時、牡蠣打ちの作業所に連れて行ってもらい
祖母が今思うとすごい早さで牡蠣をひとつひとつ専用の刃の付いた棒で牡蠣を打ち付けて
牡蠣を取り出していたのを傍でお菓子を食べながら見ていました。
そのうち眠くなって牡蠣の殻のかけらが飛び散った毛布の上で
「なんかチクチクするなあ・・・」と思いながら横になったことをなぜか鮮明に覚えています。
母の出身地でも地元でも、一昔前では牡蠣打ちは女性の冬の大事な職場でした。
打った牡蠣の数で給料が決まる歩合制なので、祖母がすごい早さで牡蠣打ちをしていたのも当然です。
今はどうかというと、牡蠣打ちの求人情報をネットで少し見てみましたが、見た範囲では時給制+歩合制の
職場もあるようですが、今も歩合制が多いようです。
ちなみに母は独身時代に牡蠣打ちを経験してあまりに手を酷使してきつかったことから以後誘われても
牡蠣打ちはしなかったとのこと。
現在でも牡蠣水産業の家の方々は秋から冬にかけて本当に忙しい日々を過ごしています。
どの地方の名産物も、それを生産し、生業として継承していくために個人事業主と家族は
大変な努力をされているはずです。
金銭的な事情で廃業に至った牡蠣水産業の方の話も身近で見聞きすることもあります。
漁業も農業も食料自給の上で本当に国民の命に関わる産業ですから、国を挙げて産業保護に取り組むべきことです。
どちらの仕事も経験していない自分が言うのもおこがましいのですが。
牡蠣料理に話を戻すと、私はたま~に牡蠣フライを作るくらいですが、個人的にも牡蠣はフライが一番好きです。
揚げたてをマヨネーズやレモン汁をかけて食べると、独特の香りが苦手な人でもすいすい食べられる
不思議な味であり、魅力的なメニューです。
広島公論イベントに参加しようかなーとお考えの方、参加の暁にはぜひ広島の名産品を
色々楽しんでくださいね!