• 中四国メンバーのブログ、活動のお知らせ

公論サポーター中四国支部 しろうさです。

小林先生が12月3日のゴー宣道場の最後で、
来年広島で公論イベントを開催すると言ってくださったこと。
嬉しくもあり、重責で押しつぶされそうな気持にもなりましたが、
ここは生まれも育ちも広島であるという地の利を生かし、頑張っていこうと思いました。

そのために何をしようか?と考えたとき、

もっと新規参加者を増やして、公論を盛り上げたい!
小林先生の読者以外の人にも、ゴー宣道場の面白さや内容の奥深さを知ってほしい!

という思いを込めて、今日は広島ゆかりの作家さんを紹介しようと思います。

その方は、こうの史代さんといいます。漫画家です。

1968年広島市生まれ。主な著作は『夕凪の国 桜の国』『この世界の片隅に』があり、

前者の作品では広島の原爆を、後者の作品では先の戦争中に呉で暮らす人々の日常を描いており、

どちらの作品もストレートに原爆や戦争の悲惨さを訴えるものではなく、普通の人が何を思い、

どう生きていたかという視点からこれらを考えることができ、

子供の頃から平和教育を受けてきた私には、とても新鮮に感じられました。

    

 

 

 

ところで、こうの史代さんは、小林先生とも大変縁が深い方だということはご存知でしょうか?

 

そうです!彼女は、小林先生が責任編集長をされていた伝説の雑誌

『わしズム』に何度か寄稿されており、ご記憶の方もいらっしゃるかと思います。

こうのさんは、2006年から2009年にわたり、『わしズム』に寄稿してくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また『この世界の片隅に』が、映画やドラマとなったことで全国から多くのファンが呉を訪れております。

この方たちと、来年の公論イベントでお会い出来ると大変嬉しく思います。

皆さん、是非公論イベントにご参加ください。どうぞよろしくお願いいたします!


コメント一覧

返信2023年12月13日 9:29 PM

コチャコ25/

しろうささん、こんばんは。 本棚からわしズムを取り出して、こうの史代さんの作品を一気に読み返しました。 ああ、わしズムに載っていたのだと記憶の蓋が開きました。(つまり、すっかり忘れていたのですね💦) どの作品も何というか、こうの文代さんの理知的な鋭い観察眼に畏れを感じさせるものばかりでした。 広島開催までに、小林よしのり先生がを描いてきた思想の変遷と、創られた作品、雑誌をしっかり辿ってみなくてはいけないことを、しろうささんのブログで気づかされました。ありがとうございました。

    返信2023年12月14日 9:15 PM

    しろうさ25/

    コチャコさん こうのさんの好きな言葉に 「私はいつも真の栄誉をかくし持つ人間を書きたいと  思っている」(アンドレ・ジッドの自伝『一粒の麦も   し死なずば』より)というのがあり、 彼女の作品はまさに名はないけれど、毎日を一生懸命生きている人を描いているんだなと思わされます。 絵は可愛いけれども、しっかり主張してますよね。

返信2023年12月14日 6:57 AM

てるてる25/

しろうささん、広島開催に向けてのご準備、ありがとうございます! こうの史代さん、わしズムに載ってましたね。 やさしい絵が印象に残ってます。 今後もよろしくお願いします!!

    返信2023年12月14日 9:19 PM

    しろうさ25/

    てるてるさん コメントありがとうございます。 こうの史代さんの絵は優しいけれど、主張はしっかりして いますよね。とても頭の良い人なんだと思います。 ゴー宣道場広島開催に向け、一緒に頑張りましょうね。

返信2023年12月15日 10:10 AM

ねこ派26/

こうの史代さんのことは、私も、『わしズム』で知りました。大分以前になりますが、熱心に読んだなあ。連載されていたこうの作品のうち、印象深く記憶に残っているのは、こうのさんの許にやって来た出版社の人とこうのさんとが、戦争をテーマに会話するのですが、かみ合わないのです。漫画では、そのかみ合わなさを、とてもユニークに表現している。『夕凪の国 桜の国』も、読みました。と、こうの作品の思い出を書くうちに、さらに思い出しました。こうの史代さんには、あの古事記を漫画化した作品があることを。『ぼおるぺん古事記1 天の巻』『ぼおるぺん古事記2 地の巻』『ぼおるぺん古事記3 海の巻』の3冊で、平凡社から10年ほど前に出版された漫画で、すごく面白いです。漫画ですから、絵があり、コマ割りがあり、吹き出し・ネームがあるわけですけれど、全部、ボールペンで描かれていて、瞠目するのは、吹き出しとネームが、古事記の原文そのままなのです。つまり、古文。だから古文を解読するのが難しくても、絵とコマ割りで、読ませるという仕様です。そして、漫画中の文字は、全部、こうのさんの自筆! パソコンのワードの字体じゃないのです。面白くて、すごい漫画です。お薦めです。

    返信2023年12月17日 12:29 PM

    しろうさ26/

    ねこ派さん 他のこうの史代さんの作品の紹介、ありがとうございます(^ ^) こうのさんの作品、全冊持っています。 こうのさんとは少し縁があり、それについてはまたの 機会にお話出来ればと思います。

返信2023年12月15日 10:17 AM

木村26/

【もっと新規参加者を増やして、公論を盛り上げたい!小林先生の読者以外の人にも、ゴー宣道場の面白さや内容の奥深さを知ってほしい!】とのお言葉、私も共感です。もっと×2 よしりん作品の面白さ! ゴー宣道場・生ライブの魅力! 未体験ゾーンの方々に参加して欲しいです。(^O^)/ そして、わしズムに投稿されていた、こうの史代さん 『この世界の片隅に』 の作者だったんですね、映画は知ってましたが、この点は抜けておりました。参考になりました。ありがとうございます。

    返信2023年12月17日 12:37 PM

    しろうさ26/

    木村さん、コメントありがとうございます。 そうなんですよね。小林先生の作品を読んだことのない人、または読んだことがあっても公論イベントって 何だか難しくて敷居が高いんじゃないかと躊躇されてる方に是非参加して欲しいですね。

返信2023年12月17日 10:54 PM

さざなみ26/

こうの史代さん。 私も、ワシズムで彼女の存在を知りました。作品を読んだ後に不思議な余韻が残り、その数年後、「世界の片隅で」が一世を風靡して、その作者があのこうの史代さんだったと知ったとき、なるほどと凄く納得したのを覚えています。 私は、呉生まれで、高校まで呉で過ごしましたので、あの作品に出てくる風景は全て知っています。それだけに、空襲や原爆の描写は、強烈にそしてリアルに私にせまってきて、それまでに受けていた「平和教育」では全く感じることのなかった戦争の時代を「実感」した気がします。 親しい友人たち(ほぼ同年代)にこの映画、絶対見ろとメールしまくったものです。 玉音放送を聞いた後、日本の敗戦を知ったすずさんが、最後まで戦うんじゃなかったのかと言って怒り泣きじゃくる場面は強烈な印象として残っています。 終戦記念日前後に流れてくるおなじみの一面的で単純な反戦物とは一線を引いた作品です。 決して声高に主張するでもなく、それでいて強く何かが心に残る。それが何かはうまく説明できませんが、人間の存在が切なくていとおしくなる、そんな気にさせてくれる漫画家さんです。 広大理学部卒と聞いています。理系の感性が彼女独特の感性を産んでいるのかなと思います。いずれにせよ、ただ者ではありませんね。 そんな彼女を紹介してくれた、小林先生そしてしろうささんもさすがだと思います。

    返信2023年12月18日 2:18 PM

    しろうさ25/

    さざなみさん、熱のこもったコメントありがとうございます。実は『夕凪の街 桜の国』は『わしズム』で こうのさんの作品を見る前から存在は知っていました。ですが可愛らしい絵から、どうせ今までと同じ反戦マンガだろうをタカを括っておりました。 『わしズム』で、こうのさんの作品を読んでからは 彼女の作風にのめり込み、彼女の著作はすべて持つに 至りました。 こうのさんは一度広大の理工学部に入学しましたが、 漫画家になるため広大を中退し、放送大学卒業と聞いてます。

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