初めまして。
9月から公論サポーターになりましたコチャコと申します。
広島に生まれ、先祖代々が住み暮らした瀬戸内海沿いの小さな町に住んでいます。
昭和生まれの、50代半ばに差し掛かかろうという、
先月からパートで事務補助の仕事をしている主婦です。
初めて公論サポーター中四国支部ブログを書くにあたり、小林よしのり先生の作品との出会いについてお話させてください。
私が小学生低学年の頃、オルガンの先生の家、歯医者、お好み焼き店の書棚は少年漫画誌で溢れていました。
「がきデカ」「マカロニほうれん荘」のギャグ漫画から「愛と誠」「けっこう仮面」「うしろの百太郎」など自由なエログロ恐怖に満ちた子どもには刺激的すぎる少年漫画に囲まれそれは充実した、今から思えば漫画好きには夢のような時代でした。
そんな漫画の中で、小林よしのり先生の最初のヒット作となった「東大一直線」もお馴染みの場所で時々読んでいました。
東大通のハイテンションの滅茶苦茶なギャグが印象的でした。
その中で、決定的に忘れられないエピソードがありました。
手元の文庫版で確認したところ、第90話「サクラサケ!」のお話でした。
東大通は高校受験不合格、滑り止めだった高校までも
「サクラ・・・・・チル」で、舌を噛んでぐわーんんんとなる通の母ちゃんの顔が凄すぎて怖かったのを覚えています。
そのあと、第一志望では当然不合格で発表会場で大暴れの後、部屋にこもって大号泣。
廊下で母ちゃんは涙を流しながら「おまえはやっぱり東京大学あきらめちゃいけないよ・・・」と一人静かにつぶやくのです。
ギャグ漫画なのに、本当に泣けてきそうな切ない感じがしました。
厳しいのに情が深くて我が子を愛していて、小林よしのり先生の「東大一直線」といえば長くこのシーンが心に残っていました。
その後十数年の時を経て、「ゴーマニズム宣言」の愛読者になってから、小林よしのり先生の漫画を一気に過去作も含めて読み始め、「東大快進撃」のあの結末を知るに至るのですが。
小林よしのり先生は今もものすごい情熱で作品を描かれ、また日本を守るべく公論を喚起すべく全国を飛びまわっておられます。先日の大阪の「よしりん独演会」で拝見した時、後半に行くほど私たちに語りかける先生の言葉が熱を帯びていくのが感じられました。
最近の先生の活動の勢いの凄さはまるで背後に焔が燃え盛っているように思えます。
門下生になったばかりで長年門下生として活動されている公論サポーターの方々の情熱、勢いに圧倒されていますが、まず自分が今できることを自分で考えて動いていきたい。
自分の発信に自問自答しつつ肩に力を入れたり抜いたりしながら活動していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。