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鈴木貫太郎氏(その6)阿吽の呼吸で陛下を支えた 阿南惟幾氏
大東亜戦争末期の中、鈴木貫太郎氏は次の首相は誰にするかの重臣会議で首相に押し上げられようとされ、頑なにそれを拒んでいました。
しかし、重臣たちはこの戦の収束にはこの男しかいない!と根回しに奔走します。
その中で、鈴木貫太郎氏以外に東條英機氏が推薦したのは畑俊六氏が挙げられ、昭和天皇さまの意を汲めそうな武人でしたが、東条英機氏が、「国内が戦場になろうとしている現在、よほどご注意にならないと、陸軍がそっぽを向く恐れがある。陸軍がソッポを向けば、内閣は崩壊するほかはない。」と高圧的な態度で言ったとあり、重臣たちが”こんな大事な時に何故そんな事を言うのか!!と、重臣である岡田啓介が喝っと、「この重大な時局、大困難にあたり、いやしくも大命を拝した者に対してソッポをむくとはなにごとか、国土を防衛するのは、いったい、誰の責任であるか。陸海軍ではないか。」と東条英機氏をたしなめ、鈴木貫太郎氏を後継首班にすることが決定されたとあります。(ウィキペディア参照。)
昭和天皇さまも鈴木貫太郎氏しか戦争を終結に導ける首相はいない!と鈴木貫太郎氏に組閣の大命を下しました。
そのやり取りの場面は、よしのり先生の著書である「昭和天皇論」が、
一番想像出来ますので、おすすめでございます。
鈴木貫太郎氏は武人のたしなみで「軍人は政治に口出ししない」を貫こうとします。
昭和天皇さまと謁見し大命の際、鈴木貫太郎氏は、
「陛下の大命を、鈴木貫太郎氏は陛下の御言葉は、誠に恐れ多く受け賜りました。ただ、このことは、なにとぞ拝辞のお許しをお願い致したいと存じます。昼間の重臣会議でも、このことはしきりに承りましたが、「軍人は政治に関与せざるべし」です。なにとぞ・・・」と深く深く礼をする鈴木貫太郎氏に、
昭和天皇さまはにっこりと慈父のような笑みを浮かべ、
「鈴木がそのように考えるだろうということは、私も想像しておった。
鈴木の心境はよくわかる。しかし、この国家危急の重大な時期に際して、もう人はいない。
頼むから、どうか、気持ちを曲げて承知してもらいたい」と仰られたとあります。
(よしのり先生の著書である「昭和天皇論」にある、昭和天皇さまのセリフに「しかし、この重大なときに当たって、もうほかにひとはいない。ほかにひとはいない。」と鈴木貫太郎氏に頼むと仰ったシーンに昭和天皇さまの熱い想いが込められているあの場面が全てを語っていると思います。)
昭和天皇さまの言葉にうたれ、鈴木貫太郎氏は謹んで首相の命を拝受します。
また、その際、貞明皇后さまに、「陛下の苦衷を払拭してほしい、また多数の国民を塗炭の苦しみから救ってほしい」と言われたと。
全ては陛下たちが想う、国民をこれ以上苦しませないよう、
速やかな戦争の終結のために鈴木貫太郎氏は動きます。
今回はここまで、次回は鈴木内閣発足です。
文責:神奈川県 神奈川のY