DOJOサポーター中四国支部 てるてる です。
気づけば春ですね(^^)
お花見、できましたか??
少し前の話になりますが、
今年11月開催予定の広島DOJOの会場下見に行った際、
せっかく広島まで行くのだから
と時間を余分に作って
原爆資料館に訪問してきました。
こちらを訪れた記憶がハッキリとあるのは、
高校時代の家族旅行が最後です。
当時「新世紀エヴァンゲリオン」にハマっていた自分が
記帳に
「残酷な天使はこの世から消えてしまえばいいのに」
のようなしょうもない文章を書いたのを母親に見られて
心底恥ずかしくなったのを覚えています^^;
苦い記憶を思い出しながら入館しましたが、
入ってすぐにそんなしょうもない思い出は吹き飛ばされました。
被曝前の街並みが原爆投下により
一瞬にして破壊されていく様子を再現した
CG画像に頭を殴られたような衝撃を受けました。
その後に展示されている写真や遺品の数々を見ながら
涙が止まりませんでした。
原爆を日本に落としたアメリカに対する激しい怒りによる涙でした。
こんな非人道的な兵器を使用して、
民間人の大量虐殺にしかすぎない惨状を引き起こしておきながら、
「戦争を早期に終結させるために必要だった」などという見解を示す国は、
決して信用してはならないと思います。
アメリカが、原爆投下を自国の責任として全く認識していないことは、
現職アメリカ合衆国大統領として初めて被爆地・広島を訪問したオバマ元大統領の当時のスピーチからもよくわかります。
そのスピーチは、このような文章で始まります。
『71年前の明るく晴れ渡った朝、空から死神が舞い降り、世界は一変しました。閃光と炎の壁がこの街を破壊し、人類が自らを破滅に導く手段を手にしたことがはっきりと示されたのです。』
破壊した自覚、ゼロ、です。
15前後の自分が記帳した表現とどこか似ていますね笑
厳しい国際情勢の中で、アメリカに頼らざるを得ないとしても、
西部邁氏と小林よしのり先生の対談本「反米という作法」に出てきたように、
日本のとるべき態度の根本には
「マナーとしての反米」があるべきだと強く思いました。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09389053
一通りの見学を終えた後、
原爆死没者慰霊碑を参拝し、
原爆ドームを遠くから眺めて
今回の訪問を終えました。
11月の広島ゴー宣DOJOに訪れた際には、
広島原爆資料館にもぜひ訪れてみて下さい(^^)