DOJOサポーター中四国支部しろくまです。
もう2月中旬に入りました。
今回は「国連での着物について」
昨年のニュースで国連の女性差別撤廃委員会の会合に出席していた「皇統を守る国民連合の会」の葛城奈海会長のこと↓
「葛城奈海氏「国家の基本崩すな。毅然とスルーを」 国連女性差別撤廃委の皇室典範改正勧告
「冠婚葬祭」や式典などの正式な場では、第一礼装です。
礼装は訪問着に金糸の袋帯ですから、真ん中の葛城奈海会長はお着物に合わせて名古屋帯のようで、しかも「帯留め」をしています。
正式な礼装は帯留もNGです。
両側の女性のお着物は、正式な礼装で完璧です。
今は何でもありの風潮になってきていますが、着物にもマナーがあります。
また、今回のような会議の場では着物は合わないので避けるべきでした。
礼装の着物には腕時計をするのはマナー違反です。
腕時計や指輪など、貴金属の装飾品を身に付けると着物を傷付けてしまいます。
この時の葛城奈海会長の着物の装いの仕方は正しくありませんので、参考にしたり真似はしないようにして下さい。
国連に対して、日本の伝統を主張するのに着物を着れば良いわけではなく、
また、着物に対して間違った認識を広められて非常に不愉快でした。
日本の伝統を守るのなら、
日本の着物の基本など最低限のマナーは守ってもらいたいです。
<おまけ>
お茶会での一枚。左側がお茶の先生、私と右側のお二人は同門の方です。
今年も精進してまいります。