中四国支部しろくまです。
最近知ったのですが、タイパとコスパが流行ってる?
コスパはコストパフォーマンスで何となくわかるけど、タイパって何??
タイパは「タイムパフォーマンス」という意味で、これを気にする若者が増えてるとか。
倍速で視聴したり、情報の結論、答えだけを聞いて知ったようになる。
とにかく、答えだけ知りたいということ。
ショート動画のTikTokが流行るのもあります。
これは若者だけでなく、年齢関係なく全体的に流行ってると思います。
プロセスなど飛ばして結果だけ欲しいということ。
人に教えてる仕事をしていますが、とにかく時間などかけたくない早く答えだけ、早く上手くなりたい、その方法を教えてくれというのが、この10年くらいでこの傾向が顕著に現れてきました。
一言で言うとみんな短気になった。
そして、目に見える部分だけ結果が現れたらいい、納得し腑に落ちるとか生きた経験がないので、中身がスカスカで頭でっかちになっています。
中には軽く流していかないといけないのもあるので、どれもこれも時間をかければ良いという訳ではないので使い分け、時と場合に合わせてメリハリが必要です!
手間隙をかけることも無駄ではないし、その経験から多くを得ることもあります。
何かをするのに掘り下げて調べたり、時間と手間はかけないと本当の意味で身に付かないです。
タイパにコストが加わってしまうと、今ではコスト削減ばかりだから、さらに時短でお金がかからないようにするとさらに悪循環になる。
今の傾向が続くとそれは最終的に”人手がいらない”というところまで辿り着いてしまう。
久々にお茶の稽古を再開した時は、ちゃんと出来るかと心配だったのですが、やってみると頭であれこれ考えるよりも、先に手や体が覚えていて、流れに合わせて動いていくのです!これにはびっくりしました。ちゃんと積み重ねた経験を覚えていて安心しました。
手作業、手間って手が入ってますね。あの棚もお茶も置物も食器も椅子もお着物も畳も、この空間も、いろんな人達の手を通って出来上がってここあるのだと。
いろんな人たちの手を通ってきたこと、その手に感謝すること。
タイパだけでは、その背景や人の手のことまで想像するのは難しいでしょう。
無駄に思われてることも価値があると思います。
軽く流すところは流して、掘り下げるところは掘り下げる!
で、最近は思いがけない嬉しいことが色々起こってるのでウヒャーですが、また夏にお茶の研修会があるので楽しみです!(^^)
その前に、7月23日の
「愛子さま応援祭り」も近づいてきてます!!
公論イベントでは大規模なイベント、大・大注目ですぞ!!